インクジェットプリントの概要
- 弊社で行っているインクジェットプリントは顔料インクを使用します。Tシャツにダイレクトに印刷を行うものでポリエステル生地用の昇華転写(昇華捺染)でもインクジェット出力の転写プリントでもありません。
- 下引きと白部分には白トナーを使用します。抜染タイプではありません。
- 生地の色やデザインの大きさによって手法を淡色インクジェット、濃色インクジェット、総柄インクジェットの3カテゴリーに分類しています。各手法の内容は下段ご確認ください。
- 昇華転写(昇華捺染)や抜染タイプの取り扱いもありますがサイトにはまだアップできていません。今後ご紹介していきますがご要望があればお問い合わせください。
1-淡色インクジェット
- 白生地用のインクジェットプリント。
- 一般的に淡色インクジェットは使用するマシンやインクの種類によって発色が悪いケースがあります。特に黒の濃度が悪くスミ黒程度にしか出ないことが多くあります。
弊社の淡色インクジェットにはこの問 題がありません。黒もほぼ真っ黒に発色します。
- 色生地も淡色生地であればプリント可能ですが生地色の影響を必ず受けますので注意ください。
- 全体もしくは一部分に白トナーを使用する場合(たとえば白目部分に白を入れたい)は生地色が白や淡色であっても濃色インクジェットの扱いになります。
- ドライTシャツ等のポリエステル素材にも限定的ですがプリント可能です。ポリエステル生地は様々な種類がありすべてがテストスミというわけではありません。中には滲んでしまったり、発色が悪かったりする ケースがあります。少なくともCOLLECTIONと呼んでいる弊社加工事例に登場する素材は使用可能ということになります。
- プリント可能な面積は最大左右38cm天地48cm。オプションで左右48cm天地58cm以内まで可能ですが個別のお見積とさせていただきます。左右48cm天地58cmを超える面積については総柄インクジェットプリント という扱いになります。
2-濃色インクジェット
- 黒をはじめ濃色生地に対するインクジェットプリント。プリントカラーが濃色という意味ではありません。
- 生地の色を抜いた上からプリントを行う抜染インクジェットではありません。
- 作業工程は使用するマシンによって異なります。
弊社主力マシンKORNIT931-8の場合は
①前処理→②白トナーの下引き→③白トナーのハイライトホワイト→④CMYK→⑤熱処理という工程を経て仕上げます。前処理液が酢酸系のため酸性のにおいが若干残ります。弊社ではこれを1日程度自然乾燥を行いほぼ 臭いのしない状態での出荷を心がけています。万が一臭いが残っていて、それが気になる場合はもうしばらく放置していただくか洗濯していただければ完全に消えてしまいます。
ブラザーGT782の場合は
①前処理→②熱プレス→③白トナーの下引き→④白トナーのハイライトホワイト→⑤CMYK→⑥熱処理という工程になりKORNIT931-8と異なるのは前処理を手作業で行い、業務用プレス 機でのアイロンプレスが入る点です。このアイロンプレス時に四角いあたりがついてしまいます。弊社ではこれを蒸気で消して出荷を行っています。このアタリが残っている場合も一回の洗濯で完全に消えます。ブラザーの場合は臭いの問題はありません。 - 淡色生地であっても白トナーを使用する場合は濃色インクジェットの扱いになります。
- 基本的に綿素材限定の手法です。
ポリエステル100%のドライTシャツにはブリードが発生しプリント不可です。
ポリエステル混でポリエステルの混率が低い場合には印刷が可能な場合もございます。 - 濃色インクジェットインクジェットでは総柄は印刷できませんがKORNIT931-8の場合、最大左右48cm天地58cmまで可能となります
>>濃色インクジェットの加工事例
3-総柄インクジェット
- 38cmX48cmをこえる淡色インクジェットプリントは総柄用のインクジェットマシンを使用します。
- 総柄用のインクジェットマシンは最大100cmX180cm迄印刷が可能というスペックを持っていますが発色がいまひとつという弱点があります。特に黒がスミ黒程度にしか発色しません。
- もちろん小さな面積もプリントは可能ですが、通常、発色の明快な淡色インクジェット用のマシンを使用します。
- ドライTシャツ等のポリエステル素材は印刷不可。






